夢日記 第二夜
僕がまだ小さかった頃。近所に大型トラックの運転手が住んでいた。通称「トラックのおじさん」は世間的にはあんまり働き者ではないと言うレッテルを貼られていた。でも僕はトラックのおじさんのことが好きでちょくちょくおじさんの家に出入りしていた。
ある日、おじさんの家に遊びに行くと、おじさんは昼間から酒を飲んでつぶれていた。「トラックに乗って遊んでもいい?」と聞くと、寝ぼけ眼で「ああ、かまわないよ」と言うので、僕はわくわくしながらトラックに乗り込んだ。大きなハンドルを握って「ぶーぶー」とトラックごっこをしていると、ふと気が付くといつ起きたのかおじさんがトラックに乗り込んで来た。
「なぁ、坊主。あんまりおじさんとこに来ない方がいいんじゃネェのか?」
「なんで?」
「いや、なんでつーか、お袋さんも心配するだろ」
「ちゃんとおじさんのところに遊びに行くって言ったから大丈夫だよ」
「うーん、まぁそういうことじゃネェンだけどなぁ」と言いながらおじさんはシートにもたれかかってタバコの煙を天井に向かって吐き出した。
という夢を見た。
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