アップル薄氷の500日
ちゃんと読んだことがなかったので、ギル・アメリオの『アップル薄氷の500日』を図書館で借りてみた。ちょうど東京でもお寒い話にうってつけの雪が降っているので布団の中でぬくぬくしながら読んだ。
アップルはもうダメかもしれんねって言われている最中にCEOになったアメリオが、再建屋と呼ばれながらもなかなか業績を上げられなくて、様々な身売りの噂も飛び交う中で、結局最良の選択をしたのだと今になって実感できる本ですね。1998年初版だからあれからもう10年なんだね。本当に今読むとなかなか面白いエピソードが満載です。
BeOSかNeXTか。その当時の僕はNeXTやBeBoxなんか触ったこともなかった。HyperCardで飯を食っていたので「フレームワーク?なにそれ、おいしいの?」の世界だった。その後、BeOS向けの仕事が回ってきてようやくフレームワークの素晴らしさを思い知らされる訳だけれど、こと外観、OSのLook & FeelにいたってはBeOSを見ても最初のラプソディを見ても、なんかKaleidoscopeでできるじゃんとか思っていた(Kaleidoscope、まだサイトがあるのね。AaronもBeViewもダウンロードできる。みんな覚えているかい?)。
今の僕たちはMac OS XがJaguarあたりでようやく使えるようになったことを知っている。CheetahやPumaでは、新しい環境になったけど、Mac OS 9で出来ていたことすら未実装なことが多かった(どこかで聞いたような話)。それでも、奇しくも同じ2000年にリリースされたPublic BetaとBeOS R5を比べちゃうと、開発環境も含めてトータルでNeXTの方が魅力的だった。
あの時、BeOSが選ばれていたらどうなっていただろう?
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